現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示会やイベントの中止が相次ぎ、
施設やお店もしばらくの間、臨時休業の判断をされているところもある状況です。
鳥取の作り手さんを少しずつご紹介させていただきたいと思います。
本日ご紹介させていただくのは、
鳥取県八頭郡八頭町久能寺の、江戸時代から続く因久山窯元さんです。
鳥取藩の御用窯として栄えた窯元で、現在もその伝統と技術を受け継がれています。
鉄分を多く含む地元の土と、藁灰釉(わらばいゆう)や、海鼠釉(なまこゆう)、辰砂(しんしゃ)など
さまざまな釉薬を用いた焼き物を制作されています。
お茶道具や大皿などの格調高い作品と同時に、、お湯呑、マグカップ、絵皿などの日常使いの器も
作られています。
江戸時代から続く、7室の登り窯
9代目の芦澤良憲さん(「雨ですよー」とお話されている写真です)
あやめのお皿や酒器など
お酒が美味しく感じられそうなおちょこ
和え物や小付けなどにもよさそうです。
椿の絵付け皿、鳥取らしい砂丘の鉄絵皿など
趣ある伝統の工芸品にふれていると、気持ちも静かに落ち着いていくように感じます。
使い込むほどに味わいの増す器を、暮らしに取り入れてみられてはいかがでしょうか…。
因久山焼窯元:公式HP
オンラインショップ:器や うらの online shop